同性カップルの相談について

セックスレスになるのに異性愛者か同性愛者かは関係ありません。

当方にもレズビアンやゲイの方が相談にいらっしゃいます。

安心して相談していただくために、同性愛者の方が不安に思われることについて説明したいと思います。

レスの相談をするプレッシャーは同性愛者の方が大きい

対面でもリモートでもセックスレスの相談をするとき不安を感じる人は多いです。第三者に性的な事柄を開示することを恥ずかしいと思うもいます。

そしてこういったプレッシャーは同性愛者の方ほど強く感じているように見えます。

実際に相談に来るのがとても怖かったという話を聞く機会もあります。

「異性愛者しか対応していないのですか?」という問い合わせが来ることもあります。

なぜこのような感情を持つかというと、私に対して「差別する人間ではないか?」という疑念を抱いているからです。

当然ですが私は差別をしません。

それでも差別するのではと思われる原因の一つはこのサイトにあります。

なぜ異性愛者の女性向けの記事ばかりなのか?

このサイトで公開している記事はそのほとんどが異性愛者の女性に向けたものとなっています。

なぜ異性愛者の女性向けの記事が多いかというと、悩みを解消するための文章というのは、特定の視点に立つほうが書きやすいからです。

当方に相談に来る方の内訳は異性愛者の女性が圧倒的に多いため、自然とそこに向けた記事が多くなっているということです。

同性愛者向けの記事も増やせば全ての人が安心して相談できると思うかもしれませんが、これに関しては検索エンジンの技術的な問題が関係しています。

現在当サイトは200記事程度ですが、これくらいの記事数でカテゴリを増やすと、内容が似てしまったときににどちらか片方のカテゴリの記事が検索に引っ掛からなくなることがあるのです。(※1)

そのためカテゴリを特化しているということです。これが1,000記事くらいになれば広げてもどうにかなると思いますが…。まだ先になりそうです。

※1 技術的な細かい話はウェブマーケティングに活用できてしまう機密事項ですので省略します

「男性ですが相談できますか?」という問い合わせも来る

上記以外に女性向けの記事が多いことについての深い意味はありません。

しかし、その他の立場の人からは「自分は対象外」と受け取られ、相談やカウンセリングも受け付けていないと思われてしまうのです。

異性愛者の男性から「男性ですが相談できますか?」と確認されることもあります。

さらに同性愛者の人からは、異性愛しか存在しないと主張する差別主義者と受け取られることもあるということです。

そこまで思われなくとも、異性愛者の相談だけ受け付けたいと思っているのではないかと認識されてしまうということです。

当然ですが、異性愛者の女性しか対応していないということはありません。

異性愛者のセックスレス解消法は違うのか?

同性愛者の方が不安を覚えることがもう一つあります。

それは同性愛者と異性愛者ではセックスレスの解消法が異なるのではないかということです。

これについては大きな差はないのではと思います。

今まで相談に来た方を見ても同性愛者だから何かが違うということはありませんでした。

またセックスに関する様々な研究を見ても、程度の差があっても、結果が逆になったというものはほとんどないように思います。

例えば「レズビアンはセックスレスになりやすい?」で説明したようにレズビアンのカップルは質を重視する傾向があるといったように程度の差があることはあります。

しかし、セックスレスの解消を考えたとき、同性愛者と異性愛者の違いよりも、個々のカップルの違いに注目することのほうが重要です。

同性愛者の方も異性愛者の方も気軽に相談していただければと思います。