「旦那が抱いてくれないから離婚した」という人が後悔していること

セックスレスの問題が離婚へとつながってしまうこともあります。

「旦那が抱いてくれないので離婚しようか迷っている」と相談にくる人もいます。

実際に別れてから相談にくる人もいます。その場合、「離婚しなければ良かった」と後悔していることもあります。

今回は旦那が抱いてくれないという理由で離婚した人がどのような後悔をするのか?と離婚以外の選択肢について説明します。

旦那が抱いてくれないという理由で離婚したときの公開

旦那が抱いてくれないという理由で離婚した人は次のような後悔をしていることがあります。

【後悔1】寂しい気持ちが余計に強くなる

旦那が抱いてくれないから離婚するという人の多くは、寂しさや虚しさ、自尊心の低下を感じています。

そして一緒にいることで余計に辛い気持ちが強くなっていると感じて離れる決断をします。

しかし、いざ離婚して一人になってみると結婚していたとき以上の寂しさを感じ、別れなければ良かったと後悔することが珍しくありません。

さらに旦那が簡単に離婚を受け入れた場合には「自分の存在なんてそんなものだったのか」と落ち込みに拍車をかけることもあります。

【後悔2】再婚相手が見つからず出産のタイムリミットが迫る

子供が欲しいので抱いてくれない旦那と別れる女性もいます。レスまでいかなくとも旦那が妊活に協力的でないので離婚するケースもあります。

そして離婚してすぐに新たな出会いを求めます。ここで相性の良い相手と再婚して出産までトントン拍子で進む人もいます。

しかし、何年も良い相手に巡り合えないという人もいます。そして、そうこうしているうちに妊娠しにくい年齢になってしまうこともあります。

子供が欲しいと思っている男性は女性の年齢も気にしますから、年齢が上がるほどに再婚できる可能性は下がっていきます。

このようなパターンになると「前の旦那とレス解消のために出来ることがあったのでは…」と後悔する人は多いです。

(それと余談ですが不倫相手からの「君が離婚したら結婚しよう」という約束は守ってもらえない可能性のほうが高いです)

【後悔3】新しいパートナーともセックスレスになる

セックスレス状態になると「他の男性なら何年経っても抱いてくれるに違いない」という思い込みを強く持つことがあります。

そして離婚して再婚し、期待に胸を膨らませて新生活を始めます。しかし、何年かすると新しい旦那ともセックスレスになることがあります。

前の旦那に「抱いてくれない」以外の欠点がなかった場合には「どうせレスで過ごすなら前の旦那といたほうが楽しかった」と後悔する人も意外と多いです。

2回目の結婚でもレスになると「自分が女性としての魅力に欠けるから誰と結婚してもレスになるのだ」と考えて落ち込んでしまうこともあります。

(上記以外にもお金や子供のことなどレス以外の原因で離婚した人と同じような後悔を持つ人もいます)

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旦那が抱いてくれないときの離婚以外の選択肢

旦那との離婚を考える理由が「抱いてくれない」ということだけであれば、その他の選択肢はないか考えてみる必要があります。

以下にそのいくつかを紹介します。

【選択肢1】レス解消のための対策をやりきる

レスで離婚したいという人はまだ出来ることがあるのに中途半端な状態で諦めようとしていることも少なくありません。

話し合いをしただけではレス解消のための対策を行ったとはいえないのです。

このサイトでもレスの解消法のヒントとなることを紹介していますが、他にもできることはたくさんあります。

出産のタイムリミットが迫っていないのであればやり切ってから離婚したほうが後悔しないと思います。

【選択肢2】子供が欲しいだけなら生殖行為と割り切らせる

旦那としたいわけではなく、どうしても子供が欲しいだけという女性もいるでしょう。

このような場合にはレスが解消しなくとも生殖行為と割り切ってするという方法もあります。

「寝ててくれるだけで良いから」と言って排卵のタイミングの日だけ行為をして妊娠した人もいます。

このような関係性の相手との間に子供を作るべきなのか?旦那は子供を愛せるのか?という疑問もあるでしょうが、それは人によるものなのです。

お互いが興奮した状態でセックスをしたとしても、生まれてきた子供の面倒を見なかったり、愛せない父親はたくさんいます。

なので旦那も子供が欲しいと思っているのなら割り切った方法を選ぶというのも一つの手段です。

もちろん事前にきちんと話をすることが大事ですし、女性側が虚しさを感じるリスクもあります。

【選択肢3】不倫を認めさせる・寝取られ

旦那に抱いて欲しい理由が単にセックスが好きだからというものであれば、不倫を認めさせるのも一つの手段です。

あくまでも私の感覚によるものですが、お互いに外でのセックスには干渉しないという夫婦は増えています。

また公認のセフレがレス解消のきっかけとなることもあります。

他の男性と関係を持つことで旦那に嫉妬心が芽生えることが要因です。

本人が気づいていないだけで、寝取られることで興奮するという性癖を持っている男性は少なくありません。

ネット上を見ても寝取られのコミュニティはそれなりに活発です。

唐突に「セックスレスだから浮気したい」というと旦那は面食らいますから、そういった話題を扱っているサイトを一緒に見るなどしてさり気なく誘導していくと良いでしょう。

【選択肢4】抱いてくれないことが問題なのか再考する

あなたが本当に求めているものはセックスなのかそれとも愛なのか再考することも大切です。

愛情を感じたいと思っているのにそれが満たされないときに、セックスレスという分かりやすい状況があると全てをそこに収斂させてしまいます。

すると「抱く=愛している(抱かない=愛していない)」という、たった一つの基準でのみ判断するようになるのです。

そして「抱いてくれないのは愛していないということだから離婚しよう」となってしまうのです。

抱いてもらわなくとも、言葉や行動で愛情表現をしてもらえれば満たされるのではないか?と自分を客観視してみましょう。

離婚を焦ってはいけない

旦那が抱いてくれない場合、「婚姻を継続し難い重大な事由(民法770条1項)」に該当すれば法定離婚事由となります。場合によっては慰謝料を得られることもあるでしょう。

「子供が欲しい」「セックスは夫婦間の愛情表現として絶対に必要な行為」という価値観が絶対に変化することはないと自信を持っているなら早めに離婚するべきでしょう。

しかし、女として終わったような気がする、愛されていない気がするといった感覚だけであれば、焦って離婚しないほうが良いと思います。

再婚は転職と同じです。あなた自身のレベルも上がっていなければ1社目より良い会社に入れることはありません。

また年齢が上がるごとに求められるレベルも高くなります。

あなたが変わっていなければ次の旦那のほうが素敵な相手である確率は低いということも忘れないでください。

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