あなたは彼氏や夫とセックスをするときにどれくらいの反応をしていますか?
喋りもせず、喘ぐこともなく、完全に無言を貫いていますか?
もしそうであれば相手は物足りなさを感じているかもしれません。
そしてそれがセックスの満足度を下げることにもつながります。
セックスに対して強い嫌悪感を抱いている男性や特殊な性癖を持っている男性でない限りは女性に反応してほしいと思っています。
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彼女や妻がセックス中に無言だと心配
彼女や妻がセックス中に無言だったり無反応だと心配になる男性は多いです。
痛いのに無理しているのではないか?自分が下手すぎて感じられないのではないか?などと考えてしまいます。それどころか元からセックスが嫌いなのかもしれないと疑念が生じることもあります。
あまりに反応がないと女性の体を借りたオナニーでしかなくなってしまいます。
そうなると興奮しなくなりさらには虚しい気持ちも生まれセックスへのモチベーションも下がります。
女性が反応すると男性の興奮は高まる
女性の反応は男性の興奮を高めるのに大きな効果を発揮します。
特に普段なら言わないようなセリフや違った声質を発せられるとHな気分が高まるのです。
なのでセックス中は無言でいてほしいという男性は少数派です。だからAV作品があれだけ喘ぎ声を出したり、どんなことをしてほしいかという要望を言語化しているのです。
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実際にセックス中に自分がどうしてほしいかを伝えることでセックスの質は上がることがいくつかの研究で分かっています。
気持ち良さを感じるポイントや触れられ方には個人差がありますからそれを伝えることで快感が増します。
それによってあなたも満足しますし、その姿を見たパートナーの興奮度も高まります。
女性にもっと気持ち良くなってもらいたいという欲求も高まります。
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無言がダメなのではなく無反応がダメ
とはいえセックス中に言葉で要求を伝えるのは苦手という人も多いです。
それを伝えて相手から拒否されたときの恥ずかしさを考えてしまうものです。
特に女性の場合は「積極的に快楽を求めるのは品のないこと」という思い込みを持っていることもあります。
そんなときは非言語コミュニケーションで伝えましょう。パートナーの手や頭を誘導してあげるということです。
これならもし相手が嫌だと思ってもさり気なく拒否することができます。明確に断られたわけではないので気まずくもなりません。
アーカンソー大学のヘザー・ブラント=ヴィンティ博士らの研究によると、セックス中のコミュニケーションは言葉でも非言語でも満足度を高めることが分かっています。
つまり無言であったとしても何らかの反応をすれば良いということです。
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自分の演技でも女性は興奮することがある
今日からいきなり積極的にセックス中のコミュニケーションを取ろうとしても難しいものです。
そんなことをしたらパートナーも驚いてしまうでしょう。
なので最初は簡単なことから始めましょう。ちょっと吐息を漏らすだけでも良いでしょう。
自分が気持ち良いと思ったときに反応を示すことでパートナーも責め方を変てきます。
そしてセックスが少しずつ進化していく中で反応を増やしていけば自然です。気持ちいいツボが分かってきたから反応が大きくなってきたのだと考えられます。
また女性の場合は自分が反応をすることで自分自身の興奮が高まるという人もいますから最初は演技でもかまわないと思います。
お互いが協力してより良いセックスを作り上げてください。妻の協調性や開放的な性格が新婚のセックスの頻度に影響を与えることも分かっています。
参考文献:Heather Diana Blunt-Vinti, Kristen N Jozkowski & Mary Hunt (2018): Show or tell? Does verbal and/or nonverbal sexual communication matter for sexual satisfaction?