行ってらっしゃいのキスの効果を高める「Simmering」のテクニック

「行ってらっしゃいのキス」や「行ってきますのキス」はカップル間の絆を強めてくれるものです。

それだけではなく、心と体にも良い影響を与えてくれます。

しかし、いつも気軽にキスをしていると慣れてしまい興奮しにくくなるのも事実です。

そんな人たちに試しほしい「Simmering」という方法を紹介します。

キスのメリット

キスにはメリットがたくさんあります。

夫婦の夜の営みを増やすための方法」の記事でも説明していますが日常的にキスするカップルほど性的興奮度や満足度が高いことが分かっています。

キスはセロトニンやエンドルフィンといったホルモンの分泌を増やしますから幸せな気持ちにもなりやすいです。

ストレスホルモンを減らし不安やプレッシャーを軽減させる効果もあるとされています。

映画で恋人同士が口論しているときにキスで口を塞いで黙らせるシーンがありますが、あれは科学的にも正しいということです。

健康面においても「行ってらっしゃい」や「行ってきます」等のタイミングで日常的にキスしている人のほうが長生きという研究もあります。

それだけではなく年収も高い傾向にあるのです。このようにキスはメリットだらけなのです。

とはいえ「そんな気楽にチュッチュしてたら興奮が冷めない?」と思うかもしれません。

セックスレスだけどスキンシップはある状態が危険な理由」の記事でも言及しましたが、気軽に触れられる相手と認識すると興奮しにくくなってしまいます。

行ってきますのキスで満足してるから夫婦生活の頻度が減っているのでは?と思うこともあるかもしれません。

日常的なキスが性生活にどう影響するかは人によるとしかいえないのですが、マンネリしているなら変えたほうが良いかもしれません。

「Simmering(シマリング)」とは

行ってらっしゃいのキスがマンネリしているカップルに是非試して欲しいテクニックがあります。

それは「Simmering(シマリング)」というものです。

英語で「沸騰」や「感情が爆発しそうな状態」を意味する言葉です。

しかし性的な用語として使う場合は少し違います。

相手の心に火をつけてそのまま放置することを意味します。

性欲に火をつけグツグツと煮込む

服の上から丁寧にボディタッチしたり髪の毛をゆっくり撫でると、された側はこれからセックスに突入するという期待が高まります。

そのタイミングで中断してそれ以降は何もしないと、相手は一人になってもずっとムラムラした状態が継続します。

このように相手の気持ちを高めてから敢えてそれ以上はしないというプレイを定期的にすることで、いつまでも性欲を維持できるといわれています。

相手の性欲に火をつけグツグツと煮込むということで「Simmering」と呼ばれているのです。

行ってらっしゃいのキスに「Simmering」を使う

行ってらっしゃいのキスで「Simmering」をするのであれば、軽くチュッとするだけでなく体を抱きしめて背中や腰をさすり濃厚なキスを長めにするといった感じです。

長めといっても1~2分程度でかまいません。

そして相手に火がついたところでさっと引くのです。

ドラマなどでイチャイチャしているときに時計を見て「あ、もうこんな時間だわ」と一方的に終了するシーンがありますが、あのような雰囲気です。

海外のセックスカウンセラーもオススメしている

「Simmering」は海外のセックスカウンセラーがよくオススメしています。

キスに限らず、目を合わせたり、手を撫でたり、指を絡めたりと性的なイメージを沸かせられる行為であれば何でも良いのです。

性欲のスイッチが入ったところでストップし、もっと続けたいと思わせることが重要です。

セックスする時間がない日が続いていても、定期的に感情に火をつけることでパートナーが自分に向ける性欲を落とさせずに済むのです。

「Simmering」は性欲のメンテナンスといったところです。

また自分自身の性欲を燃えやすくすることもできるとされています。相手とのエッチな行為をほんの数分イメージすると、その後のセックスで興奮しやすくなる効果があるとされています。

「行ってきます」「行ってらっしゃい」の度にするとマンネリするかもしれない

もちろん「Simmering」が全ての人に良い効果をもたらすわけではありません。

毎日「行ってきます」「行ってらっしゃい」の度にしていたら濃厚すぎてマンネリしてしまうでしょう。

また面倒臭さを感じるとキスさえしようと思わなくなるかもしれません。朝の忙しい時間帯であれば尚更です。

ですからお互いのタイプを見極める必要があります。

時々やるくらいが良いと思います。

「今日はどうなのかな?」という不定期なタイミングのほうが人間は飽きないのです。

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