夫や彼氏と同じベッドで寝ている人はいつもどんなポジションか思い出してみてください。
実はカップルがどんな寝相で寝ているかが二人の関係性に影響を与える可能性があるのです。
離婚した夫婦のほとんどがしていた寝相が判明しています。
離婚したカップルの86%に共通する寝相
睡眠についての情報を提供するイギリスの『Dozy Owl』というサイトがあります。
このサイトが夫婦がどんな寝相で寝ているかと離婚率の相関を調べました。
この調査では離婚経験のある約10,000人の男女に一緒に寝ていたときによくしていた寝相についてのアンケートを実施しました。
その結果、離婚したカップルの86%が「Female Spoon」というポジションで寝ていたことが分かりました。
これは二人が同じ方を向き、女性が男性の背中側から包み込むように抱きしめる寝相のことです。
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ストレス&母と子のような感覚を持ってしまう
なぜこの形で寝ることが離婚につながるのでしょうか?
それはこの寝相だと男性が抑圧された気分になってしまいストレスも溜まりやすいからではないかとされています。
またこの寝相は男性側が守られる形でもあります。そのため妻と夫ではなく、母と子のような感覚を持ってしまう可能性もあるのです。
親子のような関係の夫婦になると女性の性欲は低下してしまうことも分かっています。
寝返りがうてないと睡眠の質が落ちる
離婚したカップルの多くがやっていた「Female Spoon」という寝相ですが無意識にやっている女性も多いのではないでしょうか?
夫や彼氏が反対側を向いて寝ていると寂しくなって後ろから抱きつくというのは仲の良いカップルなら自然なことかもしれません。
しかし毎回このポジションで寝ていると男性は窮屈さを感じストレスが溜まってしまいます。
ただでさえ寝返りがうてない姿勢は血流が促進されず、布団内の温度管理もしにくいため睡眠の質が落ちるのです。
どんなに相手のことが好きだったとしてもくっつきすぎには注意しましょう。
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離婚しにくい寝相
今回の調査では離婚したカップルがほとんどしていなかった寝相も分かっています。
つまり離婚しにくいといえる寝相です。
それは次の3つです。
- 顔を合わせて抱き合う
- 触れる距離での背中合わせ
- 触れない距離での向かい合わせ
顔を合わせて抱き合うのはお互いがラブラブの絶頂期でこそ成り立つことだと思います。
なので無理にやらなくて良いと思います。寝返りもうてないですからね…。
人によってリラックスできる向きや寝相は違いますから、どんな形で寝るかよりも相手に息苦しさを与えないことが大切です。
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セックスする夢を見やすい寝相
寝相の話題のついでにセックスをする夢を見やすい寝相についての調査も紹介します。
どんな姿勢で寝るかによって性的な夢を見る頻度が変わるのです。
こちらはカップルではなく一人で寝ているときも当てはまるものです。
セックスする夢を見たいと思っている人やなぜ自分がエッチな夢ばかり見るのか知りたい人は参考にしてください。
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性的な夢を見やすい寝相
香港樹仁大学の研究者は670人の大学生(男性34%、女性66%)を対象に寝相と夢に関する調査を行いました。
寝相については70%以上の人が横向きで寝ていることが分かりました。次に多かったのは仰向けで約20%、うつ伏せは約5%となっていました。
横向きや仰向けで寝ている人がどのような夢を見やすいかということの相関はありませんでした。
しかしうつ伏せで寝ている人は性的な夢を見る頻度が高いことが分かりました。うつ伏せで寝る頻度が高いほどセックスやヌードが出てくる夢を報告する可能性が高かったのです。
性器への圧力が関係か?
なぜうつ伏せで寝ることがエッチな夢を見る頻度と関係しているのかは分かりませんが、この姿勢がもっとも性器に圧力がかかりやすいからではないかと考えられます。
身体に対する外圧が夢の内容に影響する可能性は他の実験でも示唆されています。
今回の調査でもうつ伏せで寝る人は性的な夢だけではなく、窒息したり縛られたりする夢を報告する頻度も高かったのです。
肺などが圧迫され呼吸が苦しくなることがそのような夢につながった可能性があります。
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参考文献:The effect of sleep position on dream experiences.