マッチングアプリで浮気する人は後悔していないし、本命を愛していることが判明

パートナーに浮気をされるとショックですね。

愛情が冷めたのかとか、関係に満足していなかったのかなど色々と考えてしまうものです。

確かに不満を持つことで浮気に走ることもあります。

しかし、マッチングアプリでの出会いから浮気をしている場合は、不満を持っていないどころか、あなたのことを愛している可能性さえあります。

それでも浮気したことに後悔はしていません。

マッチングアプリで浮気をする理由

アシュレイ・マディソンという世界的に有名なマッチングアプリがあります。

「人生一度。不倫をしましょう」というキャッチフレーズからも分かる通り、浮気したい人専用のマッチングアプリです。

このアプリのユーザーを対象に、浮気をする動機などを調べた、ジョンズ・ホプキンズ大学のディラン・セルターマン博士らの調査があります。

この調査からなぜユーザーが浮気をするのか分かりました。それは性的な不満と、刺激への渇望でした。

つまりセックスレスや、満足なプレイが出来ないこと、そして新しい体験をしたいと考えることが、浮気に走らせるということです。

一方で、パートナーとの関係の質や愛情は影響しませんでした。愛がないから浮気することもなければ、愛していても浮気をするということです。

(ただし本命との関係が良好でないことはその後の破局につながる傾向はありました)

また、浮気したことについてどう感じているかも聞き取っていますが、後悔している人は少ないことも分かりました。それどころか性的にも感情的にも満足している人が多かったのです。

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なぜ本命を愛しているのに浮気をして満足なのか

本命のことを愛しているなら浮気をしたときに後悔するのが自然な気がします。

実際に複数の研究から浮気がネガティブな感情につながるという結果が出ています。

それなのになぜ今回の調査では逆の結果となったのでしょう?

明確な理由は判明していませんが、一つの可能性として、マッチングアプリで出会っていることが挙げられます。

浮気というのは友達や同僚のように元からの知り合いとするパターンが最も多いです。

つまり、最初から浮気をするつもりがなかったとしても、アクシデント的だったり、ズルズルとした流れでしてしまう可能性が高いのです。

このようなパターンでは「あぁ、やってしまった」という後悔や、「早く関係を清算しなければ」という罪悪感が生じやすいです。

しかし、マッチングアプリというのは、最初から関係外の出会いを求めて主体的に登録しているのです。

つまり、浮気しようと思っている人が多いということです。特にアシュレイ・マディソンのユーザーはそうでしょう。

浮気に対してそれほど罪悪感を持たないタイプが多いということです。

こういう人たちは本命を愛していても浮気をしますし、後悔もしにくいということです。

アシュレイ・マディソンの顧客は犯罪率が高い

アシュレイ・マディソンに登録している人の倫理観が低いことは間違いなさそうです。

実はアシュレイ・マディソンは2015年にハッキングされて、個人情報が流出するという事件がありました。

浮気するために登録していた人たちは名前がバレてしまったのです。

そしてそれに目をつけたのがテキサス大学のジョン・グリフィン教授ら経済学の研究者たちです。

教授らの研究チームは流出した顧客データと公開されている犯罪者データを照合しました。

つまり、顧客の中に前科のある人がどれくらいいるか調べたのです。

その結果、アシュレイ・マディソンに登録している人は勤務先での不正行為をしている確率が通常の2倍であることが分かりました。

浮気のためのアプリに登録するような人は倫理観が欠如しているので仕事でも不正行為に手を染める可能性が高いということです。

本命を愛しているのに浮気して満足できてしまうのも納得ですね。

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<参考文献>
・Dylan Selterman Samantha Joel, Victoria Dale. (2023). No Remorse: Sexual Infidelity Is Not Clearly Linked with Relationship Satisfaction or Well-Being in Ashley Madison Users.
・John M. Griffin, Samuel Kruger, et al.(2019).Personal infidelity and professional conduct in 4 settings.

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