女性がイキやすい体位とは?セックスを超音波測定器で調べた結果

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女性がセックスでイクことは男女双方にとって良いことです。

女性は快感を得られますし、男性もパートナーをイカせることで性的満足度が高まります。

反対に女性がイカないと、自分のテクニックに問題があるのかと自信を失ったり、行為に集中せずに他のことを考えているのかと不安になったりします。

本当かどうか分かりませんが、男性が女性がイッたかどうかに拘るのは、他の男性に取られてしまうリスクを本能的に感じるからといわれることもあります。

騎乗位と対面座位が最もオーガズムにつながりやすい?

セックスの体位について調べたプラハ大学のルーシー・クレイチョヴァ博士らの研究があります。

20,000人以上の男女を対象に、普段どの体位をどれくらい行っているか回答してもらいました。

また、快感を覚える度合いやオーガズムとの関連についても調べました。

その結果、騎乗位と対面座位が最もオーガズムにつながりやすい体位であることが分かりました。(※1)

女性側がコントロールできる余地があるという点でこれらの体位はイキやすいようです。特に騎乗位は深さやペースを自由に調整できます。

反対に膝を床につけた状態でのバック(後背位)は最もオーガズムに達しにくいという結果になりました。

(※1 ただし、体位ごとの差が小さかったため、個人差があるといえます)

クリトリスが勃起しやすい体位はイキやすい体位

女性は中イキや外イキ、その混合など様々なオーガズムがあります。潮吹きとは別の女性の射精というものも存在します。

何が気持ち良いかは人によって違います。

しかし、どのケースでもクリトリスの勃起はイキやすさにつながる要因といえるでしょう。

血流が増えることで敏感になりますし、Gスポットの反応にも影響するといわれています。

つまりクリトリスが勃起しやすい体位は、イキやすい体位ともいえます。

セックス中のクリトリスに超音波測定器を当てる

アメリカの医師キンバリー・ロビー・マードーらが、セックス中のクリトリスにかかる圧力と血流を調べる実験を行いました。

カップルにセックスをしてもらい、クリトリスに超音波測定器を当てて計測したのです。

その結果、正常位、対面座位、騎乗位はクリトリスの血流が増えやすいことが分かりました。

一方でバックではほとんど増えないことも分かりました。

なぜ枕を敷くとイキやすくなるのか?

なぜ体位によってクリトリスの血流量が異なるのでしょうか?

一つの理由としては、接触面の広さが挙げられます。男性側の体が女性の陰部に多く当たるほうが、刺激されやすいため、血流が増えるのです。

また、重力との関係もあります。動かす方向が重力に逆らわないほど伝わるパワーも増え刺激も強くなるのです。

同じ正常位でも、女性の腰の下に枕を敷いたときのほうが血流量は増えましたが、これもピストンする方向が水平から斜めになり、重力のかかる方向に近づくことが原因と考えられます。

枕を敷いたほうが気持ちいい場所に当たるのでイキやすいという女性は少なくありませんが、血流の影響もあるのかもしれません。

それと正常位や対面座位はお互いを見つめ合いながら行えますから、それによって愛情を感じやすくなることもイキやすさに関連している可能性があります。

☑︎イカせてくれない男の特徴!「聖母・娼婦二分法」を支持する

イキやすい正常位

昔の性典だったか何だったか忘れてしまったのですが、イキやすい正常位についての記述を見た記憶があります。

それによると、女性が下になって足を伸ばした状態で、男性が挿入し、体全体を平行に前後に動かすのだそうです。

本当にこの方法でイキやすくなるのかは不明ですが、色々な体位を試すことで、二人にとって最高のスタイルが見つかるのではないでしょうか?

同じ体位でも相性がありますから、元カレとはイケた体位でも、今カレとはイケないということもあり得ます。

☑︎イケない女性に特有の性格があるらしい

参考文献
Lucie Krejčová, Radim Kuba, Jaroslav Flegr, Kateřina Klapilová, Kamasutra in Practice: The Use of Sexual Positions in the Czech Population and Their Association With Female Coital Orgasm Potential, Sexual Medicine, Volume 8, Issue 4, December 2020, Pages 767–776
K. Lovie and A. Marashi, Coital positions and clitoral blood flow: A biomechanical and sonographic analysis, Sexologies