ワンナイトラブを後悔しない条件!この心理をもっている人は楽しめる

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恋愛関係にない相手とのワンナイトラブ(一夜限りの関係)は珍しいことではなくなりました。

アメリカの調査ですが50%以上が経験しているというデータもあります。

日本の正確なデータはありませんが、同じくらいではないかと思います。

恋人同士や夫婦同士で行うセックスは満足感を高め、二人の絆を強固なものにしてくれます。逆にレスになると離婚率は上昇します。

しかし、安定した関係にない相手とのワンナイトは特に女性の自尊心の低下や精神的苦痛につながり、後悔の念を生じさせます。

一方で、頻繁にワンナイトラブをしていても、後悔しないどころかポジティブな気持ちが高まる人もいます。

この違いは何でしょうか?

それはどんな心理(動機)を持っているかの違いです。後悔しない人が持っている心理があるのです。

今回はワンナイトラブをしたときに後悔する人と、後悔せずに楽しめる人の違いを解説します。

ワンナイトラブの動機と後悔についての調査

ワンナイトラブの動機と後悔について調べた、セント・ローレンス大学のブリタニー・ホリス助教らの調査があります。

この調査では過去12カ月間でワンナイトラブをしたことのある256人の大学生に、その動機について確認しました。

具体的には「Hook-Up Motivation Questionnaire」というフックアップ(=ワンナイトラブの別の言い方)の動機について調べる質問票を使用しています。

簡単にいうとワンナイトラブをするとき、その人が以下のどのような動機を持っているのか分かるようになっているアンケートです。

  • 一人の相手に縛られず複数の相手と快適なセックスを楽しみたい
  • 恋人関係になるための第一歩として
  • 性的好奇心の探求や性的自尊心の向上
  • ストレス発散や気晴らし
  • 周りもみんなやっているから乗り遅れたくない

これらの動機を調べるだけでなく、ワンナイトラブの後に感じた幸せな気分や後悔についても確認しました。

ワンナイトラブを後悔する動機

回答を分析したところ、恋人関係になりたいという理由で、ワンナイトラブをした人は後悔を感じやすいことが分かりました。

ワンナイトで終わったということは、付き合うことはできなかったということですから、相手に対して裏切られたという失望や怒りの感情も持ちやすくなります。

また周りもみんなやっているからという理由もネガティブな気分と関連していました。

仲間内での話題についていけるように等の自分の欲望と無関係な動機でセックスをすると後悔しやすいのは当然かもしれません。

それとお酒を飲んだせいでワンナイトラブしたときも後悔しやすいことが分かっています。

ワンナイトラブで幸せな気持ちになれる動機

楽しみや好奇心、セックスによるストレス発散のためにワンナイトラブをしている人は幸せな感覚を持ちやすいことが分かりました。

セックスそのものが楽しめる人は相手との関係性や周囲からの評判を気にすることなく、自分の欲望を追求しやすいのです。

当然、このような動機でワンナイトラブする人の後悔も少ないです。

☑︎2回目に会うと男は評価を下げるが女は上げる

自分がワンナイトラブを後悔するタイプかの確認方法

関係の外での性的活動にどれぐらい関心があるかという程度をソシオセクシャリティと言います。

ソシオセクシャリティの高い女性は浮気相手とのセックスでも満足感やオーガズムを得やすいことが分かっています。

自分がワンナイトラブで後悔するタイプかどうか確認したければソシオセクシャリティを意識してみましょう。

関係外のセックスにどれほど興味を持っているか、そしてそのセックスを通じて性的及び心理的な利益を得られそうかということです。

とはいえセックスについては性的二重基準というものが存在します。男女で評価のされ方が違うということです。

経験人数の多い男性は「色男」などと呼ばれ高評価されることもありますが、女性は「尻軽」と蔑まれます。

よほどソシオセクシャリティの高いコミュニティでもなければ、あなたが後悔していなくとも評判は悪くなるので気を付けましょう。

☑︎尻軽女に見られる顔かどうかはアソコを見れば分かる

性的活動に対する態度は公開しても変わらない

ワンナイトラブについて面白いことが分かっています。

ノルウェー科学技術大学の研究者らの調査によると、男性はワンナイトラブのチャンスを逃したことを後悔しやすく、女性は軽々しくワンナイトラブをしてしまったことを後悔しやすいのだそうです。

何人でも子供を残せる男性と、産める子供の数に限りがある女性の違いかもしれません。

しかも、男性も女性も後悔したからといって、次回以降の行動を改めることはないようです。

男性が積極的になることもないですし、女性が慎重になることもないのです。

性的活動に対する態度というのは簡単に変えられるものではないのかもしれません。

<参考文献>
・Hollis B, Sheehan BE, Kelley ML, Stevens L. Hookups Among U.S. College Students: Examining the Association Between Hookup Motives and Personal Affect.
・Kennair, L. E. O., Grøntvedt, T. V., & Bendixen, M. (2021). The Function of Casual Sex Action and Inaction Regret: A Longitudinal Investigation.