寝室が汚いとレスになる!嫌悪感は興奮を抑制してしまう

あなたの家の寝室は綺麗でしょうか?

もし散らかっていたり、寝具に汚れや抜け毛が付着しているなら今すぐ掃除しましょう。

寝室が汚いとセックスレスの原因になりかねません。

汚い物への嫌悪感は性的興奮を低下させる

人間は嫌悪感を抱いたときに性的な興奮が抑制されてしまいます。

嫌悪感を生じさせる要因はいろいろですが、セックスのやる気を低下させるものとして汚さがあります。

汚い物は病原菌を連想させることがその理由と考えられます。

セックスを別の側面から見ると病原菌を含む物質のやり取りといえます。裸の状態で他人の精液、唾液、汗などと接触するからです。

不潔な人とセックスしたくなかったり、行為前にシャワーを浴びてほしいと思うのも害のあるものを体内に入れたくないという本能によるものといえるでしょう。

汚い物があるときは自分を守るために興奮が抑制されセックスしたい気分を起こさせないようにするのです。

なのでたとえ相手が清潔でも寝室が汚いとセックスをしたい気分になりにくいということです。

ゴミの写真を見た後に裸を見ても興奮しにくいという実験

汚い物によって生じた嫌悪感が性的興奮を抑制することは複数の研究からも分かっています。

サウスカロライナ医科大学のアーサー・アンドリュー博士らは実験参加者にエロティックな画像を見せてどれくらい興奮するのか確かめる実験を行いました。

このとき実験参加者は次の2つのグループに分けられました。

  • 読書をしている人物などが写った普通の写真を見てからエロティックな写真を見るグループ
  • ゴミや昆虫、糞などが写った写真を見てからエロティックな写真を見るグループ

2つのグループを比べたところ、ゴミや昆虫の写真を見た人たちは裸を含むエロティックな写真を見たときの興奮が小さいことが分かりました。

つまり汚い物を見たことで生じた嫌悪感が性的興奮を抑制したということです。

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寝室だけではなく風呂場やトイレも綺麗に

セックスレスにならないようにするためにも寝室は綺麗にしておきましょう。

寝室以外にも風呂場やトイレといった水回りも清潔にしておきましょう。

汚い物が体内に入り込むようなイメージを持たせないことが大切です。

家の中が汚いとパートナーだけではなくあなた自身の性欲も発生しにくくなってしまうかもしれません。

性欲のオンオフのスイッチはちょっとしたことで切り替わってしまうものです。

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シンプルな寝室がセックスレスの解消につながる可能性

掃除をして綺麗にしておくだけではなく、寝室に物を置かずにシンプルにしておくこともオススメします。

人間の脳は同時に複数のことを処理できないといわれています。(マルチタスクをしているようでも短時間で切り替えているだけという脳に悪影響なことをしているのです)

寝室に色々な物が散乱しているとそれが視界から情報として脳に入ってきて、目の前のパートナーに集中できなくなる可能性があります。

寝具のデザインも含め寝室をシンプルにするというのはセックスレス解消のためにもよくいわれることです。

寝室の話のついでになりますが離婚しやすいカップルの寝相というのもありますから参考にしてみてください。

Arthur R. Andrews, Travis Crone, et al. (2015). Correlational and Experimental Analyses of the Relation Between Disgust and Sexual Arousal.

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