性科学(セクソロジー)

セックスレスの解消に役立ちそうな性科学の情報を提供しています。

週に何度のセックスが最も幸せか?

カナダのトロント大学の調査によるとセックスの回数と幸福度には相関があることが分かっています。

しかし週に2回以上になると幸福度は下がりはじめることも分かりました。セックスが義務になってしまうことが理由として考えられます。

週に1回くらいの頻度でセックスするのが丁度いいということです。

とはいえそれ未満しかしていないから増やそうとするのは危険です。夫婦のペースを増やしすぎることでセックスの楽しさが失われるという研究もあるのです。

チョコレートを食べても性欲は高まらない

昔からチョコレートには興奮作用があるとされ闘いに行く兵士を高揚させるために使われることもありました。

そのイメージからなのか性欲を高める効果があるとされることもありますが、これは証明されていません。

確かにチョコにはチラミンなどの興奮を呼び起こす成分が含まれてはいますが、人の興奮を呼び起こすほどではないのです。

それどころかチョコを多く食べる人はセックスへの興味が薄いという研究まであります。

またチョコに頭を良くする効果があるなどの研究結果が発表されることもありますが、これらの研究に用いられるチョコの多くはカカオ含有量が80%以上のものが多いです。

なので市販の甘いチョコでこれらの効果を期待しないほうが良いです。

チョコ以外にも性欲を上げるとされる食べ物は多くありますが科学的根拠のないものが多いです。

エロいことを考えると馬鹿になるのか?

エッチなことばかり考えてるとバカになるといわれることがあります。これを調べたアムステルダム大学の実験があります。

エロい妄想をするとバカになるのか調べた実験

まず参加者をセックスについて考えるグループと散歩について考えるグループに分けました。その後でテストを受けさせました。

するとセックスについて考えたグループは創造力を試すテストのスコアが悪いことが分かりました。しかし分析力を試すテストのスコアは良かったのです。

性的なことを考えると細かい部分に注意を払うようになるからではないかと考えられます。つまりエロいことを考えたからといって必ずしもバカになるということはないのです。

フェロモン香水に媚薬としての効果はない

異性にモテるとかムラムラさせるといった効果を謳うフェロモン香水がネットなどでも数多く売られています。

中には「性科学に基づく成分」などと書いてあるものもありますが、フェロモン香水の科学的根拠を証明したまともな研究は存在しません。

フェロモン香水によく用いられる成分にアンドロスタディエノンがあります。この匂いを嗅ぐことで異性に惹かれる効果があるのか調べた実験があります。

結果は「効果ナシ」というものでした。

そもそも人間にフェロモンがあるのかどうかさえ分かっていませんし、あったとしてそれを受容する器官があるかも分かっていないのです。

関係を良くするセックス中の会話

セックス中の会話は夫婦・恋人間の関係を良好なものにしてくれます。さらにセックスそのものを楽しいと感じさせてくれます。

どのような会話をすれば良いかというと二人に焦点を当てた会話です。

セックス中にどんな会話をすると盛り上がるのか?

具体的には「気持ちいい」「愛している」などの言葉です。

また自分がこれらのフレーズを発したときにパートナーがきちんと反応してくれないと満足度が低下してしまうことも分かっています。

男性をムラムラさせるポーズ

男性をムラムラさせたかったら腰の角度を45.5度に傾けて背中のアーチを作りましょう。

ビルケント大学の実験によるとこの角度が最も男性から魅力的と評価されることが分かっています。

誘惑ポーズ!男の性欲を刺激するにはあの角度を45度にする

腰の傾きがあることで「妊娠してお腹が大きくなったときも、バランス良く立っていられる強い女性だろう」と本能的に判断されることが理由と考えられます。

人間以外の哺乳類も発情期になると背中を逸らせてオスにアピールするとされています。

ヒールを履くと腰を傾けて背中のアーチを作ることができます。

離婚しやすい寝相

イギリスの調査で離婚した夫婦の多くがやっていた寝相が判明しました。

この寝相のカップルは危険!離婚した夫婦の86%がしていた寝相

それは「Female Spoon」と呼ばれる寝相です。

これは女性が後ろから男性を抱きかかえるようにするスタイルです。

この形になると男性が息苦しさを感じるだけではなく、母と子のようなイメージも沸いてしまうため離婚につながりやすいと考えられています。

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