夫や彼氏とレス状態が継続し再開の見込みもないと、性欲が爆発する女性もいます。
そして、他の男性と浮気してしまうことも少なくありません。
最初は罪悪感を持っているものですが、一度してしまうとタガが外れて、色々な人と関係を持ってしまうということもあります。
これ自体は決して責められることではありません。
性欲は人間にとって自然なものですから、パートナーによって満たされなければ、他で満たそうという気持ちが生じるのも仕方のないことです。
それに、いつも説明していることですが、人間が一夫一婦制に向いているかは分からないのです。
さらに、現代は異性と気軽な出会いをするための手段はたくさんあります。
特に女性の場合はネットで簡単に相手を見つけることができます。
体だけの関係で良いとなれば、ムラムラした男性にとってこれほど都合の良いことはないでしょう。
夫や彼氏とはしたことのないプレイにあなた自身がハマることもあるかもしれません。
「セックスレスで浮気したい女性はソシオセクシャリティを確認しよう」で説明しましたが、積極的に性の楽しみを求めるタイプの女性であれば、浮気のセックスでも満足感を得ることはできます。
しかし、外でのセックスを楽しむにしても、相手をきちんと見極めなければなりません。
特に強制的に性行為を撮影したり、画像を送らせようとするタイプに引っ掛からないようにしてください。
リベンジポルノにつながる危険性があります。
トラウマを抱えるリスクもある
肉体関係のあった時にに撮影した裸の写真や動画を別れた腹いせにツイッターなどのSNSで晒すことをリベンジポルノといいます。
当然、犯罪ですが怒りにまかせ自分を制御できない人もいます。
リベンジポルノとまでいかなくとも、相手が嫌がっているにも関わらず裸の画像や卑猥なメッセージのやり取り、いわゆるセクスティングを強制する人もいます。
こういった行為をする相手と関係を持ってしまうと、ネット上に一生自分の恥ずかしい画像が残ってしまうだけでなく、トラウマを抱えるリスクもあります。
動画や画像が流出したことで、皆が自分のことを知っているという錯覚に陥って外出できなくなってしまう人もいるのです。
誰でも親密になる前は変態性や残虐性を隠していますから、危険人物を見抜くのは難しいものです。
相手が誰であっても性行為の撮影はするべきではないのですが、強制的にされてしまったら防げないこともあります。
ですから事前にそういったタイプを見極めて避ける必要があります。
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リベンジポルノをするのはこんな奴らだ
フェデレーション大学の研究により、リベンジポルノや強制的なセクスティングを求める人には共通する性格傾向があることが判明しています。
この研究では18歳から73歳までの817名を対象に性格とサイバーDVをする可能性について調べました。
サイバーDVとは恥ずかしい写真を流出させると脅して言うことを聞かせたり、他人のフリをして恋人のSNSに近づいたり、恋人の投稿する内容をコントロールしたりすることです。リベンジポルノも含まれます。
調査の結果、強い嫉妬心、脆弱なナルシシズム、続発性のサイコパス傾向を持つ人はサイバーDVをする可能性が高いことが分かりました。
つまり以下のような性格を持つ人です。
- ヤキモチやきで嫉妬を誘うような刺激に反応しやすい
- 自己愛が強いが不安も抱えている
- 不注意で衝動性が強く共感性が低い
※興味深いことに今回の研究では強烈なナルシストと原発性のサイコパスにはサイバーDVの傾向は見られませんでした。ただし他の研究ではこれらのダークトライアド(闇の性格傾向)を持つ人は恋人を虐待する可能性が高いことも分かっています。この手の実験ではサンプルの偏りによって結果が変わることもあります。
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リベンジポルノをする人は直接的な暴力やモラハラをする可能性も高い
サイバーDVと直接的なDVには正の相関があるといわれています。
つまり、リベンジポルノをする人は直接的な暴力やモラハラをする可能性も高いのです。
こういったタイプの人とセフレ関係になってはいけません。
また恋愛感情が芽生え、どんなにラブラブになったとしても裸の写真や動画を送ることはやめましょう。
相談に来る女性の話を聞いていると、浮気相手と性行為を撮影した経験のある人が想像以上に多いことに驚かされます。
相手が誰であっても性行為を撮影させたり、自撮りを送ってはいけません。
性的に奔放な人は、ムラムラしているときに、危険な判断をしやすいという研究もあります。
その時は良くても、後で「なんで動画なんか撮らせてしまったんだろう」と悔やむことになります。
また、関係を清算しようとしたときに、写真や動画をネタに脅してくる可能性もあります。
仮に相手にリベンジポルノをするつもりがなくても、システムの脆弱性により流出するリスクもあるのです。
安定した関係の恋人や夫と遠距離でセックスできないなら「セクスティング」しても良いですが、その際に画像を送るにしても、絶対に顔だけは写さないようにしましょう。
参考文献:Dangerous dating in the digital age: Jealousy, hostility, narcissism, and psychopathy as predictors of Cyber Dating Abuse.