結婚後にAVを見た人は離婚する確率が2倍!AVを止めた女性は3分の1に低下

AV視聴がどのような影響を与えるかという研究は意外と多いです。

しかし結果はバラバラです。男女関係に悪影響というものもあれば、関係ないどころか良い影響があるというものまであります。

個人的にはAVを見過ぎてその刺激になれたらパートナーとのセックスはする気がなくなる可能性が高いと思っています。

AV視聴を控えてセックスレスが改善した人もいます。

今回は悪影響についてのデータを紹介します。

AVを見ると離婚する確率が2倍になるというものです。

今の時代の方がAVを見る人が多い

米国の調査ですが数十年前よりも今の時代の方がAVを見る人は多いようです。

1980年代や90年代は年を取ると見なくなる人が多かったのですが今はそんなことはないのです。

インターネットによる手軽さが原因です。

誰でもAVを見られる時代ですが、AVを見る理由は様々です。

純粋に性欲解消のためという人もいれば、結婚生活や夫婦の営みに不安を持つことが原因となることもあります。

結婚生活の質とAV視聴にも相関があるのではないかという調査結果は意外と多いです。(もちろん関係ないというものも)

【関連記事】結婚願望がない男が増えた理由はAVの普及なのか?

AVを見ると離婚する確率が2倍に上昇

AVの視聴が時間の経過とともに結婚生活にどのような影響を与えるのか調べた、オクラホマ大学の研究チームの調査があります。

2006年から2014年までの総合的社会調査(General Social Survey)のサンプルから抽出したデータを使用した調査です。

これによると結婚後にAVを視聴した人は離婚する確率が2倍になることが分かりました。これは他の要因を調整した後でも有意な数字でした。

若い人ほどこの傾向が強いことも分かっています。

結婚後にAVの視聴を止めた女性は離婚する確率が3分の1まで低下

女性の場合には結婚後にAVの視聴を止めた人は、離婚する確率が3分の1まで低下することも分かりました。

男性ではこのような効果はありませんでした。

なぜ違いが出るのでしょうか?

それは男女のAVに対する認識に原因があると考えられます。

男性は結婚生活とAVを別物と認識することができます。AVを見てもそれが夫婦の営みが上手くいっていないことの証左とは考えません。

しかし、女性の場合は夫がAVを見るとそのように認識してしまうことがあります。その認識を自分が視聴するときにも当てはめるため、AVを見ることが夫婦関係の悪化を意味していると考えてしまうのです。

別の原因としては不倫が関係しているかもしれません。別の研究では不倫している女性ほどAVを視聴しているというデータがあります。

つまり不倫していたからAVを見ていたけれど、不倫が終わったので見なくなったということです。これなら離婚率の低下とAV視聴の中止に相関関係が生じることになります。

結婚初期の幸福感が大きい人ほどAV視聴と離婚の相関が大きい

意外なことに結婚初期の幸福感が大きい人ほど、AV視聴と離婚の相関が大きいことも分かりました。

明確な理由は分かりませんが、幸せなときにAV視聴がバレて不倫と見なされることで、幸福度が急激に低下することが影響しているのかもしれません。

もしくは急激な幸福度の低下がAVを見る動機を高めたという逆のパターンもあるかもしれません。

幸せな結婚生活のためにもAVを見るときは夫婦で一緒にみましょう。(参考:旦那がAVばかり見ているとセックスレスの原因になるのか?

参考文献:Perry SL, Schleifer C. Till Porn Do Us Part? A Longitudinal Examination of Pornography Use and Divorce. J Sex Res. 2018 Mar-Apr;55(3):284-296.

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