人生がつまらない人は自分を肯定する習慣を持て!意味を見出すと退屈を感じなくなる

人生がつまらないという人は自発的に自分を肯定しましょう。

困難な状況に陥ったときなどに自分の強みや良い価値観を認識するということです。

具体的には「自分はうまくやれる」と自分を励ましたりすることです。

それによって人生に意味が見い出しやすくなり、退屈な感覚を抑制できます。

「ラッキーガール症候群」とは

私の元に相談に来る人の中には「人生がつまらない」と言う人もいれば「人生が楽しい」という人もいます。

そういった人たちがどのような人生を送っているかというと違いはないことが多いです。

自分がどう感じるかの問題なのです。

去年あたりから海外のTikTokで「Lucky Gilr Syndrome」という言葉が流行りはじめました。

日本語だと「ラッキーガール症候群」といったところですが、正式な医学用語ではなく、インフルエンサーによって生み出された造語です。

どういうものかというと、「私は幸運な人間だから全てうまくいく」といったプラスの言葉を自分に言うことで、本当にその通りになるというものです。

実際に自分は運が良いと思っている人ほど、落ちているお金を拾う確率や、賞金が貰えるゲームに勝つ確率、有名人に遭遇する確率が高いことが実験でも分かっています。

これは運が良いと思うことで視野が広くなり、色々なモノを見つけやすくなることが理由です。

「引き寄せの法則」というと胡散臭いですが、これは実際に起こることなのです。

ただしスピリチュアルだとか宇宙だとかいったことは原因ではなく、単に思っていることに関する情報が目につきやすくなることが原因です。

もちろん強く思うだけでなく行動も必要ですが、思わないことには行動する気も起らないのです。

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自己を肯定すると人生をつまらないと感じにくくなる

「自分はうまくやれる」と自分を肯定することで人生に意味を見出し、つまらないという感覚を持ちにくくできることは複数うの調査でも分かっています。

例えば、リムリック大学のムイリーアン・オデア博士らの調査があります。

この調査では「Spontaneus Self-Affirmation Measure(自発的自己肯定尺度)」という質問票を用いて、脅威に接したときなど、自分の強みについて考え、肯定したりするかを確認しました。

また人生に意味を見出しているか、逆に人生に目的がないと感じているか、といったことも確認しました。

その結果、自己を肯定する習慣のある人ほど、人生に意味を見出しやすく、つまらないと感じる傾向も少ないことが分かりました。

お金持ちになったら退屈しないと思うのは勘違い

自分がお金持ちになって毎日遊んでいれば退屈しないと思うかもしれません。

そこまでいかなくともYouTuberのように好きなことで生きていければ楽しい人生と思う人もいるでしょう。

しかし、それは勘違いです。今が退屈な人は環境が変わってもすぐにつまらなく感じてしまいます。

当方には起業家や投資家、インフルエンサーと呼ばれる人たちも相談に来ることがありますが、「人生がつまらない」という人は多いです。

一気に大金を手にしたり、聴衆からの大反響を受けたりと、強すぎる刺激に慣れてしまうことで、ちょっとしたことで興奮できなくなっているのです。

特にケタ違いのお金持ちになると一通りのことをやり尽くしているため、退屈しやすいといえます。

また、人生がつまらない原因を年齢に求める人もいますが、それも関係ないといえます。

30代の人は「20代の頃は楽しかった」と言い、40代の人は「あと10歳若ければチャレンジするのに」と言うのです。

こういう人たちはきっと50代になっても60代になっても同じことを言い続けると思います。

年齢を言い訳にする人の人生はつまらないものになることも研究で分かっています。

自分で自分の人生を否定しないようにしましょう。

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参考文献:Muireann K. O’Dea, Eric R. Igou, Wijnand A. P. van Tilburg. (2024). Spontaneous self‑afrmation predicts more meaning and less boredom.

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