自分の外見に自信が持てない理由と魅力的になる方法

自分の外見に自信が持てないという人は、負のサイクルに陥っているのです。

それによって余計に魅力が落ちますから、さらに自信が持てなくなるのです。

そこから抜け出すための簡単な方法を紹介します。

自信を失い外見の魅力が失われる負のサイクル

外見に自信が持てない人が陥るサイクルは以下のようなものです。

  1. 他人と比べる
  2. 自分は魅力がない!と自信を失う
  3. 見た目に拘らなくなる
  4. 魅力が落ちる

上記のサイクルを繰り返すほどに自信が失われていくのです。

もう少し詳しく解説しましょう。

意識していなくとも比較せざるを得ない現代人

今の世の中は意識していようといまいと、他人と外見を比べざるを得ない状況があります。

なぜならSNSがあるからです。

インスタやXに投稿された自撮り写真を見て、無意識に自分と比べているのです。

特にルックスの良い人のアカウントほどインプレッションが多く、目にする機会も増えます。

それを見て可愛いとか美人という感想を持つと思いますが、これが知らないうちにあなたの自信を失わせているのです。

リヴァプール大学のアンソニー・リトルらの実験でも、魅力的な同性と自分を比較すると自己評価が低下することが分かっています。

さらにSNSでは美容整形やダイエット商材の広告が頻繁に流れてきます。

これらに晒されることによって、美しくなければならない、スタイルが良くなければならない、と暗示をかけられます。

すると、自分の些細な欠点であっても気になってしまい、外見に自信が持てなくなるのです。

自信を失うと外見を整える努力をしなくなる

外見に自信が持てなくなったとき、運動してスタイルを整えようとか、ファッションを頑張ろうと思えるのなら問題ありません。

しかし、そのように思える人は少ないでしょう。なぜならそう思える人は自信を持てるはずだからです。

自信を失っているときは、「どうせ何をしても無駄」という諦めが出てきます。

すると髪型や服装、化粧を頑張らなくなってしまうのです。

さらには表情も暗くなりますから、その形状に顔が発達し、本当に魅力が失われます。

それでも毎日のようにSNSで素敵な同性の画像が流れてきます。

外見的魅力が低下し続ける自分と、いつまでも素敵なインスタの他人を比べ、どんどん自信を失っていくということです。

自分の外見に自信を持つための簡単な方法

負のサイクルから抜け出し、自分に自信を持つための簡単な方法があります。

それは自分の好きな服を着ることです。

お気に入りの服を着ている日はいつもより魅力が高まった気がすると思います。

これは何も服のシルエットが美しいから全体的にそう見えているだけではないのです。

実は顔も変わって魅力的になっているのです。

スウェーデンのウプサラ大学の研究者らが服を使った面白い実験を行っています。

この実験では女性参加者に手持ちの服の中から、好きな服、好きではない服、着心地の良い服、の3つを着用した写真を提出してもらいました。

そして、着ている服が分からないように加工し、男性に見せて魅力を評価させました。

このとき最も魅力的と評価されたのは、好きな服を着ているときの顔でした。服は見えていないのにも関わらずこのような結果となったのです。

【関連記事】ハイヒールでの歩き方は魅力的で若々しいと判断されることが判明

たまには外見を頑張る日を作る

どんな服を着ているかによって、自分でも気づかないうちに心理状態が変わり、それが表情に出るということが分かったと思います。

これは服に限ったことではありません。化粧や髪型も自分でパーフェクトと思えるものにすることで顔が変わるのです。

姿勢も良くなりますからスタイルも良く見えます。筋肉も鍛えられるので本当にそのスタイルに近づいていきます。

反対に「今日は手抜きし過ぎた」と思うとそれが暗い表情につながるということです。

毎日、気合いを入れたファッションをするのは負担だと思いますが、たまには頑張る日を作ってみると、自分の外見に自信を持てるようになるはずです。

【関連記事】綺麗な髪の女性を見ると男性の性欲が高まることが判明

【おまけ】自撮りを加工する女性ほど美容整形したい願望が強い

余談ですが…

外見に自信が持てない人の中には整形を考える人もいます。

実は整形願望にもSNSが関係しているといわれています。

自撮り写真を投稿するときに、加工をする人ほど美容整形への願望が強いことが分かっているのです。

加工後の自分が本当の自分であると錯覚し、そこに近づこうとすることなどが要因として考えられます。

また、投稿する自撮り写真を選ぶ前に、より多く撮影する女性ほど、うつ病の傾向が高いという研究もありますから気をつけましょう。

【関連記事】自分の体型に自信がない人は「感謝」すると変わる

<参考文献>
・Anthony C. Little & Helena Mannion. (2006). Viewing attractive or unattractive same-sex individuals changes self-rated attractiveness and face preferences in women.
・Lõhmus, M., Sundström, L. F. & Björklund, M. 2009: Dress for success: human facial expressions are important signals of emotions.
・Sophia J. Lamp, Alyssa Cugle, et al. (2019). Picture Perfect: The Relationship between Selfie Behaviors, Self-Objectification, and Depressive Symptoms.

タイトルとURLをコピーしました